楽天「0と5のつく日」の使い方 — セールと重ねて活かす

技巧・ポイント 公開:2026-05-16 更新:2026-06-30 読了 約 11 分

「0と5のつく日」は楽天カードのためのキャンペーン

楽天市場には「5日・10日・15日・20日・25日・30日」という、月に6回めぐってくる小さなお得日があります。世間では「0と5のつく日」と呼ばれていますが、中身を一言で説明すると、楽天カードで決済した人だけがポイントを上乗せでもらえる日です。日付そのものに割引があるわけではなく、あくまで「対象のカードで払う」ことが引き金になっている――ここを取り違えると、せっかくその日に買ったのに何も増えなかった、という事故が起きます。

上乗せのされ方は時期によって変わりますが、楽天カードでの買い物に通常のポイントへ追加で数倍ぶんが乗る、というのが基本形です。さらに楽天プレミアムカードや楽天ゴールドカードなど、上位カードだと別枠でもう一段乗ることもあります。つまり「0と5のつく日」は、楽天経済圏でカードを使っている人にとっては放っておくと取りこぼす定例イベントであり、逆にカードを持っていない人にはほとんど関係がない、という性格のものです。

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この記事は「日付が来れば自動で安くなる」という誤解を解くところから始めます。鍵は①楽天カード決済・②事前エントリー・③付与上限・④期間限定ポイントの期限の4点。順番に外していけば、ムダなく取りきれます。

対象になる支払い方法と、よくある勘違い

まず押さえたいのが「どの払い方なら対象になるのか」です。名前に「カード」と付くものでも、対象になるものとならないものが混在しているのが、この日のいちばんつまずきやすいところです。一般的な傾向を整理すると、おおむね次のように分かれます(区分は変更されることがあるため、最終的には公式で確認してください)。

支払い方法「0と5のつく日」の上乗せひとことメモ
楽天カード(通常)対象になりやすいこのキャンペーンの主役。基本はこれで払う。
楽天プレミアム/ゴールドカードさらに上乗せの枠があることも上位カード向けの追加分は別エントリーのことがある。
楽天ペイ(楽天カード払い)扱いが分かれやすい「カード決済」とみなされるかは時期で変動。要確認。
銀行振込・代金引換対象外になりやすいカード決済ではないため、上乗せから外れがち。
他社カード・コンビニ後払い対象外楽天カード以外は基本ノーカウント。

特に多いのが「楽天ペイで払ったから大丈夫だろう」という思い込みです。楽天ペイの支払い元を楽天カードに設定していても、市場側のキャンペーンが「楽天カードでのクレジット決済」を条件にしている場合、ペイ経由だと判定が変わることがあります。高還元を狙うほど、注文確定の直前に支払い方法の選択画面で「楽天カード」になっているかをひと目で確かめる癖をつけておくと、取りこぼしが激減します。

エントリーは「買う前」、しかも複数ぶん

この日に関する失敗の大半は、還元率の読み違いではなくエントリーのし忘れです。倍率がいくら高くても、参加登録をしていなければゼロ。そして厄介なのは、エントリーが「キャンペーンごとに別」だという点です。「0と5のつく日」のエントリーと、同時開催のお買い物マラソンのエントリーは別物で、片方だけ押して満足してしまう人がとても多い。

  1. 買い物カゴに入れる前にエントリー画面へ注文確定後にエントリーしても、その注文は対象外になることがあります。先に登録を済ませてから商品ページに戻る順番が安全です。
  2. その日に走っているキャンペーンを一通り見る「0と5のつく日」「お買い物マラソン/スーパーSALE」「ショップ独自のクーポン」など、別々のエントリーボタンが並んでいることがあります。
  3. 上位カードの追加分があるか確認プレミアム・ゴールドカード向けの上乗せは、通常とは別枠でエントリーが要る場合があります。持っているなら見落とさないこと。
  4. 同じ日に複数回買うなら、初回のエントリーで足りるか確認多くは一度のエントリーで当日有効ですが、念のためエントリー後の注意書きに目を通しておくと安心です。

コツとしては、買い物の予定をあらかじめ「次の5のつく日にまとめる」と決めておくこと。日が固定されていればカレンダーやリマインダーに置きやすく、エントリーボタンを押す動作も習慣化します。思いつきで買うより、たった一日ぶん我慢して寄せるだけで取りこぼしがぐっと減ります。

真価は「重ねた日」に出る — セールとの合わせ方

「0と5のつく日」単体だと上乗せはそれほど大きくありません。本当に効いてくるのは、ほかのキャンペーンと日付が重なったときです。楽天は複数の上乗せが同じ買い物に積み重なる設計なので、重なる日を狙うだけで、同じ商品でも戻ってくるポイントがまるで変わります。代表的な「重ねる相手」を見ておきましょう。

重ねる相手になりやすいもの

  • お買い物マラソン:複数ショップで買うほど倍率が上がる仕組み。買う店数を計画できると相性が良い。
  • 楽天スーパーSALE:年に数回の大型セール。マラソンと似た仕組みに加え、目玉商品の値引きも入る。
  • SPU(スーパーポイントアッププログラム):楽天の各サービスの利用状況に応じた“ふだんの底上げ”。条件を満たすほど常時の倍率が上がる。
  • ショップ独自クーポン・ポイント:店ごとに配っているクーポンは、上記の倍率とは別に効くことが多い。

イメージとしては、「0と5のつく日」のカード上乗せを“土台の一段”、マラソンやSALEを“イベントの一段”、SPUを“ふだんの底上げ”として、これらが同じ注文に積み上がる、という感じです。だから狙い目は明快で、マラソンやスーパーSALEの開催期間に、ちょうど5や0のつく日が来るタイミング。ここに、もともと買う予定だったものを寄せるのが、いちばん素直で再現性の高い増やし方です。

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重ねるほどお得ですが、キャンペーンが増えるとエントリーも増えるのを忘れずに。マラソンとSPUと「0と5のつく日」では、それぞれ参加条件も付与上限も別管理です。「全部重なる日に買う」と決めたら、「全部のエントリーを押す」までがワンセットだと考えておきましょう。

付与上限の壁 — 高額な買い物ほど“頭打ち”に注意

意外と知られていないのが、「0と5のつく日」でもらえる上乗せポイントには上限があることです。倍率だけ見ると高額商品ほど得に思えますが、上限に達するとそこで頭打ちになり、それ以上はいくら買っても上乗せが増えません。「数倍と書いてあったのに、高い買い物をしたら思ったほど戻らなかった」という不満の正体は、たいていこの上限です。

上限の金額や数え方(注文ごとか、当日合計か、月ごとか)は時期によって変わるので断定はできませんが、考え方のコツは共通しています。

  • 高額な一品は、複数の上乗せが重なる日に充てる:上限ぎりぎりまで一日で取りきるより、上限のあるキャンペーン同士を組み合わせたほうが効率が良い場面があります。
  • “倍率×上限”の両方で考える:倍率が高くても上限が低ければ、戻る総量は頭打ち。表示の倍率だけで判断しないこと。
  • 戻る額の見積もりは控えめに:上限・対象外品目(一部の商品はポイント付与の対象外になることがあります)を差し引いて考えると、ギャップが小さくなります。

たとえば数十万円する家電を一台、というような買い物では、上限に当たる可能性が高いと考えておくと安全です。そういう品は、上乗せの上限が別々にある複数のキャンペーンへ配分する発想で臨むと、トータルの戻りが大きくなりやすいです。いずれにせよ、注文前に「この注文でもらえるポイント」の見込み表示があれば、それを確認してから確定するのが確実です。

戻ってくるのは「期間限定ポイント」— 失効させない使い切り方

このキャンペーンで上乗せされるポイントは、ほとんどの場合期間限定ポイントです。通常ポイントと違って有効期限が短く、しかも付与は買い物の数週間〜翌月といった後日になりがち。「いつの間にか消えていた」というのは、楽天経済圏でいちばんもったいない失敗のひとつです。

  • 付与日と失効日をセットで把握:ポイント画面では、通常ポイントと期間限定ポイントが分かれて表示され、期間限定ぶんには期限が出ます。まずそこを見る習慣を。
  • 日常の支払いで先に消費:期間限定ポイントは、楽天市場での次の買い物や、対応する実店舗・楽天ペイの支払いに優先的に充てると、自然に使い切れます。
  • ためこまない:「大きい買い物のために温存」しているうちに失効、が王道の失敗。期限の短いものから先に使うのが鉄則です。

裏を返せば、定期的に楽天市場で買い物をする人ほど、期間限定ポイントは“次の買い物の値引き”として無理なく循環します。「0と5のつく日」で増やしたぶんを、次の「0と5のつく日」で使う――というリズムを作れると、失効リスクをほぼ気にせずに回せます。

取りこぼさないための、ふだんの段取り

ここまでの内容を、実際の動きに落とし込みます。難しいテクニックは必要なく、「買う日を寄せる」「払う前に二つだけ確認する」の二点を習慣にすれば、ほとんどのお得は自動的に拾えます。

  1. 買いたいものを“次のお得日”までためておく急ぎでなければ、5や0のつく日、できればマラソンと重なる日まで寄せる。リストにメモしておくと衝動買いも減ります。
  2. その日が来たら、まず全部のエントリーを押す「0と5のつく日」「マラソン/SALE」「上位カード追加分」――並んでいるエントリーを買い物前にまとめて済ませる。
  3. カゴで支払い方法が「楽天カード」かを確認楽天ペイ経由や他社カードになっていないか、注文確定の直前に必ずチェック。
  4. 注文前に「もらえるポイント」の見込みを確認上限で頭打ちになっていないか、対象外品が混じっていないかを、確定前のひと目で点検。
  5. 付与されたら、期限の短いものから使う期間限定ポイントは温存せず、次の買い物で先に消費。失効をゼロに近づけられます。
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お金と安全のメモ:①ポイントの上乗せは「払わせるための仕掛け」でもあります。「付くから」で要らない物を増やさず、もともとする買い物をお得日に寄せるのが基本。②倍率・上限・対象・エントリー条件・開催日は頻繁に変わるので、必ず楽天の公式情報で最新をご確認ください。③「ポイント進呈」「エントリーはこちら」をかたる偽メール・SMS・サイト(フィッシング)に注意。リンクを安易に開かず、公式アプリ・公式サイトからアクセスし、ログインやカード情報を不用意に入力しないこと。④カードの利用明細を定期的に確認し、不審な決済に気づいたら速やかに対応しましょう。

よくある質問

「0と5のつく日」は、その日に買えば誰でも自動で安くなるの?

いいえ。割引は日付ではなく楽天カードでの決済に対して付きます。カードを使わない支払い方法や、楽天カード以外のカードでは対象外になりやすく、買っても上乗せが付かないことがあります。さらにエントリーも必要なため、「その日に買えば自動で得」ではない点に注意してください。

楽天ペイで楽天カードを紐づけていれば対象になる?

扱いが分かれやすいところです。キャンペーンが「楽天カードでのクレジット決済」を条件にしている場合、ペイ経由だと判定が変わることがあります。最も確実なのは、注文確定の直前に支払い方法が「楽天カード」になっているかを見て選び直すこと。条件は変わるので、その時点の公式案内も確認しましょう。

エントリーは一回押せば全部のキャンペーンに有効?

いいえ。キャンペーンごとに別エントリーが基本です。「0と5のつく日」と、同時開催のお買い物マラソンやSPUは別物で、片方だけ押して満足してしまう失敗がとても多いです。上位カード向けの追加分も別枠のことがあります。買い物の前に、その日に走っているエントリーを一通り押しておきましょう。

お買い物マラソンやSPUと重ねると、どれくらい変わる?

楽天は複数の上乗せが同じ注文に積み重なる設計です。「0と5のつく日」のカード上乗せ、マラソン/SALEのイベント分、SPUのふだんの底上げが重なると、同じ商品でも戻るポイントが大きく変わります。狙い目はマラソンやスーパーSALEの期間中に5・0のつく日が来るタイミングです。

高い買い物ほど得になる?

必ずしもそうではありません。上乗せポイントには付与上限があり、高額品では上限に達して頭打ちになることがあります。倍率だけでなく上限も合わせて見積もり、数十万円級の買い物は、上限が別々にある複数キャンペーンへ配分する発想で臨むと、トータルの戻りが大きくなりやすいです。

もらったポイントの有効期限はどれくらい?

このキャンペーン分は多くが期間限定ポイントで、通常ポイントより期限が短く、付与も後日になりがちです。ポイント画面で期間限定分の失効日を確認し、期限の短いものから日常の買い物で使うのが安全。ためこむと失効しやすいので、次の買い物の値引きとして早めに回しましょう。

倍率や上限はどこで確認すればいい?

倍率・上限・対象・エントリー条件・開催日は頻繁に変わるため、必ず楽天の公式情報で最新を確認してください。古い情報のまま判断すると、思ったほど戻らないことがあります。注文前に表示される「もらえるポイント」の見込みを見てから確定すると、ギャップを防ぎやすいです。

安全に使うために気をつけることは?

楽天を装った偽メール・SMS・サイト(フィッシング)に注意してください。「ポイント進呈」「エントリーはこちら」などをかたる手口があります。リンクを安易に開かず、公式アプリや公式サイトからアクセスを。ログイン情報やカード情報を不用意に入力せず、カードの利用明細も定期的に確認し、不審な決済に気づいたら速やかに対応しましょう。

※ 本記事は購入価格・キャンペーン情報の参考目的で作成しています。記載のセール日程・ポイント還元率・キャンペーン条件は変更される場合があります。最新情報は各 EC サイトの公式ページをご確認ください。