コンサートチケット 2026 完全ガイド
本記事の価格・還元率・セール等の情報は、各サービスの公式サイト・公式APIをもとに mottoku編集部が確認したものです(最終更新時点)。最新の価格・在庫・キャンペーン内容は必ず各公式サイトでご確認ください。
チケットは「窓が開く順番」で決まる
人気アーティストのコンサートチケットは、運やクリック速度で決まるように見えて、実は申し込み窓口が開く順番でほぼ勝負がついています。チケットは一度に全席が放出されるのではなく、時間差で段階的に売り出されます。後ろの段階に行くほど、すでに前の段階で席が押さえられているため、残り席は薄くなります。つまり「どの窓口から入るか」で当たりやすさが何倍も変わります。
典型的な公演では、窓は次の順番で開きます。まず公式ファンクラブ(FC)の最速先行。次に各プレイガイドの先行抽選(チケットぴあのプレリザーブ、イープラスのプレオーダー先行など)。続いて誰でも買える一般販売(先着)。そして公演が近づくと、行けなくなった当選者の席が定価で戻ってくる公式リセールが開きます。会場の席数は有限なので、上の段階で取りこぼした分だけが下に流れてくる、という構造です。
この記事では、それぞれの窓の特徴と入りやすさ、抽選で落ち続ける人がつまずいているポイント、QRで表示する電子チケットの当日トラブル、定価で席が戻る公式リセールの使いどころ、そして高額の非公式ルートに手を出してはいけない理由までを、2026年の現状に合わせて整理します。「正規の窓を、早い順に、漏れなく叩く」のが基本戦略です。
覚えておきたい大原則は二つだけ。①窓は早い順に有利(FC先行 > プレイガイド先行 > 一般販売)。②定価を超える非公式の取引は「チケット不正転売禁止法」に触れ、入場も拒否され得る。この二つを押さえれば、あとは段取りの話です。
諦める前に、まだ定価の窓が残っていないか
前の節で並べた窓のうち、いちばん見落とされやすいのが最後の公式リセールです。先行にも一般にも落ちた時点で「もう無理」と結論を出してしまい、その後に定価で席が戻ってくることを知らないまま、高値の非公式ルートを見に行ってしまう。順番が下まで来ただけで、正規の窓が閉じきったわけではない——ここを勘違いすると、払わなくていい上乗せを払うことになります。
買い物にも同じ形が起きます。品薄になった商品で、通常の店頭在庫が消えた瞬間に「手に入らないもの」と判断してしまうと、そこから先は上乗せされた値段しか目に入らなくなる。実際にはメーカーの直販、抽選や予約の受付、次の入荷、公式の整備済み品といった定価またはそれ以下の窓が、時間差で残っていることがあります。上乗せの相場を眺めている間に、そちらが開いて閉じていた、というのは珍しくありません。
だから在庫が消えたときにまずやることは、値段を探すことではなく正規の窓を全部数え直すことです。まだ開いていない窓、これから開く窓、通知を受け取れる窓。それを数え終わってから、どうしても期日までに必要かを考える。急ぐ理由が本当にあるかどうかで、上乗せを飲むかどうかの判断はまるで変わります(→ 品薄の本体をどこから買うか)。
最強の窓はファンクラブ最速先行
一番奥にして一番強い窓が、アーティスト公式ファンクラブの最速先行です。一般販売よりも数週間から数ヶ月早く抽選が行われ、しかもこの時点ではまだ会場の席がほとんど手つかずです。年会費はかかりますが、FC会員に割り当てられる席の枠は相対的に厚く設定されることが多く、よく通うアーティストがいるなら、当選率という意味で年会費は十分に元が取れる「席への投資」になります。
ただしFC先行にも序列があります。同じファンクラブでも、継続年数や会員ランク(ゴールド/プレミアム等の上位会員)によって、さらに早い「最速の最速」枠が用意されている場合があります。長く続けている会員ほど良い順番で抽選に参加できる、という設計です。だから「今年だけ入って当てたい」よりも、推しが固まっているなら早めに入って継続しておくほうが、回を重ねるごとに有利になります。
注意したいのは、FC入会と公演申し込みのタイミングです。入会してから会員番号が発行され、先行に応募できるようになるまでにタイムラグがあることがあり、「先行申し込みの締め切りまでに入会が間に合わなかった」という取りこぼしが起きがちです。気になるアーティストのツアー発表が出てから慌てるのではなく、活動が活発な人ほど早めに入っておくと安全です。
FC先行は「会員なら必ず当たる」ものではありません。会員数が席数を大きく上回る大人気アーティストでは、FC先行でも外れることはあります。それでも一般販売よりは確率が高い、という相対的な優位だと理解しておきましょう。
プレイガイド別の得意ジャンルと先行枠
FCの次に叩く窓が、各プレイガイドの先行です。ここで大事なのは、アーティストや主催がどのプレイガイドと組んでいるかで、応募できる窓口が決まるという点。だから「複数のプレイガイドに会員登録し、支払い手段まで通しておく」のが前提準備になります。主要プレイガイドはそれぞれ得意ジャンルと独自の先行枠を持っています。
| プレイガイド | 得意ジャンル | 独自の先行枠 | 受け取り |
|---|---|---|---|
| チケットぴあ | 音楽・スポーツ・演劇・映画と最も幅広い最大手 | プレリザーブ(抽選先行) | 電子・コンビニ両対応 |
| イープラス | 音楽系・大型フェスに強い | プレオーダー先行 | 電子チケット中心+コンビニ |
| ローソンチケット(ローチケ) | 幅広く、初めての人にも分かりやすい | ローソンエンタテインメント先行 | 店頭Loppi発券が手軽 |
| チケットボード | LDH系(EXILE・三代目JSB 等)に特化 | 該当アーティストの専用窓口 | 専用アプリの電子チケット |
| セブンチケット | 特定の公演・アーティスト | 公演ごと | セブン‐イレブン店頭 |
とくに見落としがちなのがチケットボードです。LDHグループ系の公演はチケットボード経由が基本になることが多く、これらのアーティストを追っているなら登録していないと先行に参加すらできません。逆に言えば、自分の推しが「どこを主に使うか」を一度調べておけば、毎回その窓口に集中して動けます。
プレイガイド先行は一般会員でも応募できるぶん、FC先行より競争率は上がります。ただし方式は抽選が中心で、先着順の一般販売よりは「回線速度の勝負」になりにくく、コツコツ応募する人に向いています。同じ公演を複数のプレイガイドが別々に先行している場合、それぞれに応募資格があれば複数窓口に出すことで当選機会を増やせます(規約に重複応募の禁止がないか確認のうえで)。
「先行」「抽選」「先着」──販売ページの表記を正しく読み分ける
チケットの販売ページは、同じ「先行」という言葉でも中身がまったく違います。ここを読み違えると、申し込む必要のない枠に時間を使ったり、逆に本命の枠を見落としたりします。まずは、公演情報ページに並ぶ表記を分解しておきましょう。
販売方式を示す言葉
| 表記 | 意味するところ | 読者側の動き方 |
|---|---|---|
| 抽選先行/プレオーダー | 受付期間内なら早い遅いは関係なく、締切後にまとめて抽選 | 締切前日までに落ち着いて申し込む。連打は無意味 |
| 先着先行 | 受付開始と同時に枠が減っていく。実質は早い者勝ち | 開始時刻に画面の前にいる必要がある |
| 一般発売 | 誰でも買える最終ラウンド。多くは先着 | 発売開始の数分前からログイン済みで待機 |
| 先行受付(申込順抽選) | 抽選だが受付枠自体に上限があり、埋まると受付終了 | 抽選だからと油断せず、初日〜数日以内に出す |
| 二次募集/追加抽選 | 入金忘れなどで戻った席の再配分 | 落選後もマイページの通知を切らない |
とくに紛らわしいのが「先着先行」です。先行という語感から抽選だと思い込んで受付初日を逃すと、開始数分で受付終了ということが起こります。公演ページの受付区分に「先着」の二文字があるかどうかだけは、申し込む前に必ず確認してください。
座席表記から分かること
座席の欄には、公演の性格が出ます。「全席指定」は申込時点で席の位置は分からず、当選後の発券や電子チケットの引き換え時に初めて番号が出るのが一般的です。「整理番号付き自由席(スタンディング)」は数字が若いほど早く入場でき、フロアの前方を狙う人にとっては当落と同じくらい重要な情報になります。
- 「北側/南側」「アリーナ・スタンド」──会場ブロックの指定。申込時に選べる公演と、当選後に自動割り当てされる公演があります
- 「見切れ席」「機材開放席」──ステージの一部が見えない、または機材撤去後に追加販売される席。定価の枠が残っている数少ないルートで、後から追加発売されることがあります
- 「注釈付き指定席」──演出の一部が見えない条件付き。会場に入れることを優先するなら現実的な選択肢です
- 「立見」──ホール後方の立ち位置。整理番号順の入場になることが多く、座れないことを前提に体力の計算をしておきます
枚数と同行者に関する表記
「お一人様◯枚まで」は申込単位の上限で、「同行者登録必須」となっている公演では、当選後に同行者の氏名や会員番号を登録するまで発券できません。ここが電子チケットの分配期限と絡むので、申し込む前に「誰と行くか」を決めておく必要があります。ファンクラブ先行では「同行者も会員限定」という条件が付くことがあり、当選してから同行者を探すと詰みます。
受付期間の「日時」の読み方
受付終了時刻は23時59分ではなく、平日の昼や23時など中途半端な時刻に設定されることがよくあります。また入金期限は当落発表から数日以内で、コンビニ支払いの場合はレジ営業時間の制約も受けます。以下の三つの日時は、当選メールを待つ前にカレンダーへ入れておくのが安全です。
- 受付締切分単位まで控える。締切当日は決済画面が混みます
- 当落発表日時マイページで確認する方式だとメールが来ないこともあります
- 入金期限ここを過ぎると当選は無効。多くの公演で復活はありません
公演名の末尾に付く「【第2希望まで選択可】」「【公演日おまかせ】」という表記は、当選率を上げる代わりに日程の裁量を手放す枠です。遠征を伴う公演では、宿と交通の手配が確定できるかを先に考えてから選んでください。
会員資格の「継続」表記
ファンクラブ先行の条件欄には「◯月◯日時点で有効な会員」「継続◯年目以上」といった条件が書かれることがあります。入会直後は先行に申し込めない期間が設定されている場合もあり、これは公演ごとに異なります。ツアー発表を見てから慌てて入会しても間に合わない構造になっているので、応援している相手が動きそうな年は、発表前に会員資格を整えておくという判断になります。
抽選で落ち続ける人がやっていない準備
「毎回外れる」と嘆く人の多くは、確率を下げる小さなミスを積み重ねています。逆に言えば、ここを直すだけで体感の当選率は上がります。当日になって慌てないための準備を、申し込み前に済ませておきましょう。
- 会員登録と支払い情報を“先に”通す申し込み開始の直前にアカウント作成や住所・カード登録をしていると、入力中に締め切られます。FC・各プレイガイドとも、会員登録・本人情報・クレジットカードや電子マネーまで事前に登録を済ませておく。
- 解禁時刻を一次ソースで確認する先行の申し込み開始日時・一般販売の発売時刻は、アーティスト公式サイトと各プレイガイドの告知を直接見る。SNSやまとめサイトの転載は時刻がずれていることがある。
- 席種と日程に幅を持たせる「初日のS席だけ」に絞るほど当たりにくい。複数日程、A席・B席・スタンディングまで視野に入れる。東京・大阪より地方公演のほうが競争率が低い傾向があり、遠征も選択肢に入れると一気に広がる。
- 複数窓口に漏れなく出す同じ公演でFC先行・複数プレイガイド先行が並行することがある。応募資格がある窓口にはすべて出す。重複応募の禁止規約だけ事前に確認。
- 当選後の支払い忘れを防ぐ抽選は当たって終わりではない。期限内に入金しないと自動キャンセルになる。当選通知メールが迷惑フォルダに埋もれないよう、通知設定とドメイン受信許可を確認しておく。
一般販売(先着)に挑むなら、これに加えて回線とデバイスの二重化が効きます。発売開始と同時にアクセスが殺到してサイトが重くなるため、スマートフォンとPCの両方からログイン状態で待機し、Wi-Fiと携帯回線を切り替えられるようにしておく。先着は文字どおり数秒の勝負なので、入力欄に必要事項を打ち込む手間を事前に消しておくことが結果を分けます。
電子チケットの「本人確認」とよくある当日事故
2026年現在、コンサートチケットの主流はスマートフォンに表示する電子チケットです。紙の印刷物ではなく、専用アプリや公式サイトにログインして表示するQRコードや電子証明が入場証になります。これは便利さのためだけでなく、不正な流通を防ぐためのセキュリティとして導入が進んだものです。
電子チケットの核心は本人確認です。多くは購入者本人のスマートフォンで、アプリにログインした状態でなければ表示・入場できません。だから「誰かの画面を見せてもらう」「スクリーンショットを送ってもらう」では通らないことが多く、コピーや非公式に出回ったチケットは入場ゲートではじかれます。これが、後述する高額の非公式ルートが成り立たない技術的な理由でもあります。
便利な反面、電子チケットは当日の事故が紙より起きやすい面があります。実際によくあるのが次のパターンです。
- 表示が会場でしか開けない仕様だった:入場直前の一定時刻までQRが表示されない「もぎり対策」の公演があり、早く準備しようとしても開けず焦る。事前に表示ルールを公式案内で確認しておく。
- 会場周辺で電波が詰まる:大きな会場では入場時間帯に回線が混み、肝心の画面が読み込めない。ゲートに並ぶ前に一度画面を開いて表示できることを確認しておく。
- アプリのインストール・紐づけが未完了:購入後に専用アプリのダウンロードやアカウント連携が必要な公演がある。当日ではなく購入直後に設定を済ませる。
- バッテリー切れ:チケットがスマホそのものなので、電池切れ=入場不可。モバイルバッテリーを携行する。
同行者がいる場合の入場運用(代表者がまとめて表示するのか、各自のアプリが要るのか)は公演ごとに本当にバラバラです。「友だちの分も自分のスマホに入っている」と思い込んでいると、当日に同伴者が入れない事態になりかねません。同行入場の方法は、申し込み前か購入直後に必ず公式案内で確認しておきましょう。
公式リセール — 定価で席が戻ってくる最後の窓
すべての先行・一般販売が終わったあとに開く、最後の正規の窓が公式リセールです。これは、当選したけれど急用・体調不良・仕事などで行けなくなった人が、自分のチケットを定価のまま次のファンに正規ルートで譲るための、主催者公認の仕組みです。買えなかった人にとっては、定価で席を入手できる最後のチャンスになります。
代表的なのが、チケットぴあが運営するぴあリセールと、チケット流通センターが運営する公式リセールチケトレです。いずれも定価取引が原則で、価格が吊り上がらないよう設計されているため、譲る側も受け取る側も安心して使えます。利用できる公演・条件はサービスや主催者によって異なるので、対象かどうかは各サービスの公式案内で確認してください。
| 行けなくなった側 | 席を探している側 | |
|---|---|---|
| できること | 当選チケットを公式リセールに登録し、定価で次の希望者へ正規に渡す | 一般販売で取れなかった公演の席を、定価で入手できる可能性 |
| メリット | 行けない席を無駄にせず、規約違反のリスクもない | 公式運営なので入場時の本人確認も通り、安全性が高い |
| タイミング | 公演の数週間前〜直前まで受付があることが多い | 公演が近づくほど登録が増える。直前までこまめに確認する |
受け取る側のコツは、一度見て無ければ諦めず、公演直前まで定期的にチェックすること。直前になるほど「やっぱり行けなくなった」人の登録が増えるため、本番の数日前に席が出てくることは珍しくありません。アプリの通知をオンにしておくと、出品を逃しにくくなります。
高額の非公式ルートに手を出してはいけない理由
SNSやフリマアプリで、定価をはるかに超える価格で出回っているチケットを見かけることがあります。どうしても行きたい公演だと心が動きますが、これは絶対に避けるべきです。理由は道義的なものだけではありません。法律と技術の両面で、まず損をします。
第一に、定価を超える価格での反復的なチケット転売は「チケット不正転売禁止法」(2019年施行)で禁止されています。これは買う側・売る側双方にとってトラブルの種になります。第二に、前述のとおり電子チケットは本人確認で守られているため、たとえ高額を払って入手しても、名義が一致せず入場を拒否されるケースがあります。お金を払ったのに会場に入れない、という最悪の結果が現実に起こります。第三に、個人間のやり取りでは入金後にチケットが届かない詐欺の被害も後を絶ちません。
「定価以上で出ているチケットは、原則すべて避ける」と決めておくのが一番安全です。どうしても取れなかった公演は、公式リセールを直前までチェックするのが正攻法。正規・公式の窓口(公式FC・プレイガイド・公式リセール)だけを使えば、法律にも触れず、入場でも弾かれません。
支払い・発券・払い戻しの実務
当選・購入のあとにつまずきやすいのが、支払いと発券、そして公演中止時の払い戻しです。窓口を勝ち抜いても、ここで手続きを落とすとチケットを失います。最後に実務面を押さえておきましょう。
支払い:多くのプレイガイドでクレジットカード・コンビニ払い・銀行振込などが選べます。抽選先行では当選後に期限内の入金が必要で、入金しないとキャンセル扱いになります。提携クレジットカードを使うとポイント還元や、カード独自の先行枠が用意されていることもありますが、還元率や特典の内容は時期やカードで変わるため、最新は各カードの公式で確認を。チケットのためだけにカードを作る必要はなく、普段使いのカードで十分です。
発券:電子チケット(アプリ表示)、コンビニ端末でのプリントアウト、郵送などがあります。電子チケット対応公演は専用アプリのインストールと事前ログインが必須。コンビニ発券は発券期限内に受け取らないと無効になるので、購入したら早めに発券しておく。
本人確認の持ち物:公演によっては入場時に身分証明書の提示や、申込者名義の確認が求められます。同行者の本人確認が必要な公演もあるため、主催者からの案内を読み、必要書類を事前に把握しておきましょう。
払い戻し:自己都合のキャンセルは原則受け付けられません。一方、公演が主催者都合で中止・延期になった場合は払い戻しが行われるのが一般的です。ただし申請方法・受付期間・手続き場所は公演ごとに異なり、コンビニ発券済みの場合は発券店と払い戻し場所が違うこともあります。中止・延期の連絡が来たら、主催者・プレイガイドの公式案内を確認し、期限内に手続きしてください。
入場できない・購入できない──困ったときにどこへ連絡するか
チケットには「初期不良」という概念がありませんが、代わりに当日その場で解決しないと取り返しがつかないという性質があります。家電なら翌日サポートに電話すれば済むところが、開演時刻を過ぎたら終わりです。ここでは、詰まりやすいポイントごとに連絡先と手順を整理します。
連絡先は三つに分かれている
| 困りごと | 連絡先 | 備考 |
|---|---|---|
| ログインできない/アプリが起動しない/分配が届かない | プレイガイドのサポート | 受付時間が平日日中に限られることがある |
| 会員資格・先行の当落・登録情報 | ファンクラブ事務局 | プレイガイドでは回答できない領域 |
| 当日の入場・座席・本人確認 | 会場の当日券窓口/インフォメーション | その場で対応できるのはここだけ |
やってしまいがちなのが、開演直前にプレイガイドの問い合わせフォームを送ってしまうことです。フォームの返信は数営業日かかるのが普通で、当日には間に合いません。会場に着いてからのトラブルは、迷わず会場スタッフに声をかけるのが正解です。多くの会場では入場列の脇に「チケットトラブル対応」の窓口が立っています。
当日、実際に起きやすい詰まり
- スマホの電池切れ──電子チケットは画面が表示できなければ入場できません。会場周辺は通信も電源も混み合うため、モバイルバッテリーは持ち物というより必需品です
- 機種変更でアプリのデータが引き継げていない──アプリによっては旧端末での引き継ぎ操作が必須で、機種変更後では戻せないことがあります。公演が決まっている時期の機種変更は、引き継ぎ手順を先に確認してから
- 会場が圏外・通信が詰まる──ドーム級の会場では入場時刻に回線が飽和します。事前にチケット画面を開いておく、オフライン表示に対応しているかを確認しておく、といった備えが効きます
- 同行者にチケットが届いていない──分配は受け取り操作をして初めて完了します。送った側は「送った」つもりでも、相手が受け取っていなければ入場口で止まります
- 本人確認書類が条件を満たしていない──顔写真付きの原本を求める公演では、コピーや画像、期限切れの書類は通りません
チケットを紛失・削除してしまった場合、原則として再発行はできません。電子チケットでアプリを削除したときは、同じアカウントで再ログインすれば復元できることが多いのですが、退会処理をしてしまうと復旧が難しくなります。公演が終わるまでアカウントは触らないのが無難です。
公演中止・延期になったとき
主催者都合の中止では、券面額の払い戻しが案内されるのが通例です。ただし手続きには期限があり、期限を過ぎると受け付けてもらえません。中止発表を見たら、次の順で動きます。
- 公式サイトの告知を読む払い戻しの有無、対象公演、受付期間、手数料の扱いが書かれています
- 購入したプレイガイドのマイページを確認購入経路ごとに手続きが違います。複数の窓口で買っていたら全部見ます
- 期限内に手続きを完了させる紙チケットは現物の返送や店頭持ち込みを求められることがあり、郵送だと日数がかかります
- 控えを残す受付完了画面のスクリーンショットと、返送した場合の追跡番号を保管します
延期の場合は「振替公演のチケットとしてそのまま有効」となり、行けない人だけが払い戻しを申し出る形が多く見られます。この場合も申し出の期間が区切られているので、日程を見て行けないと分かった時点で早めに動いてください。なお、交通費や宿泊費は補償の対象外とされるのが一般的です。遠征を伴う公演では、宿や交通の予約側でキャンセル期限がいつまでかを把握しておくと、判断が楽になります。
不正な入手ルートには救済がない
非公式なルートで手に入れたチケットは、入場を断られてもプレイガイドも主催者も対応しません。チケット不正転売禁止法の対象となる取引に関わってしまうと、そもそも保護を求める立場にありません。公式リセール以外で他人から譲り受けたチケットは、本人確認で弾かれた時点で行き場がなくなる、という前提で考えてください。
よくある質問
ファンクラブ先行と一般販売、結局どちらが当たりやすい?
一般的にはファンクラブ先行のほうが当選率は高い傾向です。FC会員に割り当てられる席の枠が相対的に厚く、しかもこの時点では席がほぼ手つかずだからです。人気アーティストほど一般販売は完売が早く、差が大きくなります。ただし会員数が席数を大きく上回る場合はFCでも外れることがあり、当選率は公演規模やFC会員数で変わります。
FC会員のランクや継続年数で先行の有利さは変わる?
変わる場合があります。ファンクラブによっては上位会員ランクや継続年数の長い会員に、より早い「最速の最速」先行枠を用意していることがあります。長く続けているほど良い順番で抽選に参加できる設計です。推しが固まっているなら、その都度入退会するより継続しておくほうが、回を重ねるごとに有利になりやすいです。
複数のプレイガイドで同じ公演に応募してもいい?
各プレイガイドが独立して先行している場合は、応募資格があればそれぞれに出せることが多いです。ただし規約で「重複申し込み禁止」と明記されているときは従う必要があります。複数当選した場合の扱い(キャンセル可否など)も事前に確認しておくと安心です。問題のない範囲で窓口を増やすほど、当選機会は広がります。
電子チケットを友人に見せて一緒に入場できる?
多くの電子チケットは購入者本人のスマホでログイン表示・本人確認が前提なので、画面を見せるだけでは入れないことが多いです。同行者分を一人がまとめて持っている場合でも、当日の入場運用(代表者表示か各自アプリか)は公演ごとに違います。同伴入場の方法は申し込み前か購入直後に公式案内で必ず確認してください。
会場でQRが表示できない・電波が来ないときは?
大きな会場は入場時間帯に回線が混みます。対策はゲートに並ぶ前に一度画面を開いて表示を確認しておくこと。公演によっては一定時刻までQRが出ない仕様もあるので、表示ルールを事前に把握します。バッテリー切れは入場不可に直結するため、モバイルバッテリーの携行を。トラブル時の対応窓口も公式案内で確認しておくと安心です。
一般販売で完売していても、当日券は出る?
公演によっては当日券が出ることもありますが、人気公演では当日券の販売自体がないことがほとんどです。有無・発売方法・場所は主催者の公式情報を直接確認してください。当日の会場周辺での非公式な取引は不正転売禁止法の対象になり得るうえ、電子チケットの本人確認で入場を拒否される危険もあるので避けましょう。
公式リセールはいつ頃チェックすればいい?
公演の数週間前から直前にかけて登録されることが多く、本番が近づくほど「行けなくなった」人の出品が増えます。一度見て無くても諦めず、公演直前まで定期的に確認するのがコツ。ぴあリセールやチケトレなどの公式サービスで、対象公演かどうかも合わせて確認を。アプリ通知をオンにしておくと出品を逃しにくくなります。
定価以上で譲ってもらうのは何が問題なの?
定価を超える反復的なチケット転売は「チケット不正転売禁止法」(2019年施行)で禁止されています。さらに電子チケットは名義の本人確認があるため、高額を払っても入場できないことがあり、入金後にチケットが届かない詐欺被害のリスクもあります。法律・入場・金銭のどれを取っても損をするので、入手は公式FC・プレイガイド・公式リセールに限るのが安全です。
公演が中止・延期になったら払い戻される?
主催者都合の中止・延期なら払い戻しが行われるのが一般的です。ただし申請方法・受付期間・金額の扱いは公演ごとに異なり、コンビニ発券済みの場合は発券店と手続き場所が違うこともあります。中止・延期の連絡が来たら、主催者やプレイガイドの公式案内を確認し、期限内に手続きしてください。延期時は払い戻しか振替かを選べる公演もあります。
同じ公演を複数のプレイガイドの先行で申し込むのは問題ありませんか?
公演ごとに規約が異なります。複数の先行に申し込むこと自体を禁じていない公演もありますが、重複当選した場合に一方をキャンセルできず、両方の入金義務が残ることがあります。また同一名義での複数申込を禁止し、発覚時に全当選を無効とする公演もあるため、申込ページの注意事項を必ず読んでから判断してください。
当日、同行者が急に来られなくなりました。空席のチケットはどうすればよいですか?
公式リセールの受付期間内であれば、そちらへ出すのが正規の手順です。期間を過ぎている場合、電子チケットは分配を取り消して自分で1枚だけ入場する形になります。SNSなどで見知らぬ人に譲る行為は本人確認で弾かれるうえ、規約違反やトラブルの原因になるので避けてください。
※ 本記事は購入価格・キャンペーン情報の参考目的で作成しています。記載のセール日程・ポイント還元率・キャンペーン条件は変更される場合があります。最新情報は各 EC サイトの公式ページをご確認ください。